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デニムロールアップメンズの女性が思わず足元に目を落とす折り方と地雷パターン

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目次

なぜデニムのロールアップだけで、こんなに印象が変わるの

 

足元への視線が止まる瞬間のリアル

去年の秋口、渋谷で信号待ちをしていた時のこと。

隣に立っていた男性のデニムの裾が、くるぶしのちょっと上できれいに折り返されていた。足元にはシンプルなホワイトレザーのスニーカー。それだけ。なのに視線が自然とそこに落ちて、気づいたら信号が変わっても一歩踏み出せていなかった。

なんであの瞬間があんなに目に焼きついたんだろうと、歩きながらずっと考えてた。

たぶん、折り方が丁寧だったからだと思う。均等な幅で、左右揃って、生地がもたついてない。ただそれだけのことが、その人のコーデ全体に整然とした説得力を与えていた。デニムをただ穿いているのと、デニムを着こなしているのとの差が、あの裾の5センチに凝縮されていた気がする。

ロールアップをしない男性の「惜しい」理由

デニムの裾をそのまま下ろしている男性、別に悪くはない。でも正直言って、惜しいと思ってしまう場面が多い。

裾が靴の甲にかぶさるくらいの長さで、足元がどっしり重くなっている状態。選んでいる靴がよくても、その良さが埋もれてしまう。デニムと靴の間に少しの余白を作るだけで、足元が軽くなってコーデ全体の空気が変わるの。

ロールアップはその余白を作る行為。たった一手間なのに、やってる人とやってない人の差が出すぎてしまうから、女性はどうしても見てしまう。

デニムロールアップの基本、折り方の全部を言う

 

一回折りと二回折り、どっちが自分に向いているか

ロールアップの折り方は大きく一回折りと二回折りに分かれる。

一回折りは裾を一度だけ大きく折り返す方法で、折り幅は3センチから5センチが目安。生地をしっかり折ることで折り目がくっきり出て、カジュアルで無骨な印象になりやすい。ストレートデニムやワイドデニムに合わせると特によく馴染む。

二回折りは細めの幅で二度折り返す方法。一回あたりの幅を1センチ半から2センチに揃えて、合計で3センチから4センチに収める。折り目が繊細に重なって、きれいめな印象になる。スキニーやテーパードとの相性がいいし、ローファーや革靴を合わせるコーデにもなじみやすい。

どちらが正解かはデニムのシルエットと合わせる靴によって変わるの。太めのシルエットには一回折り、細めには二回折り、と覚えておくと迷いが減る。

ピンロールという上級者の折り方を知ってほしい

ストレートやゆったりしたシルエットのデニムをロールアップする時に使える折り方がピンロール。裾の片側をきゅっとつまんでねじり込みながら折り上げる方法で、裾が足首に向かってすっと細くなる。

外から見ると裾のシルエットがスキニーに近い細さになって、スニーカーの甲がきれいに見えるの。ストレートデニムに白スニーカーを合わせてピンロールをきめている男性を見た時、思わず目で追いかけてしまったくらい完成度が高かった。

ただし左右でねじる向きが逆にならないように注意が必要。どちらも外側に向けてねじるか、内側に向けてねじるか、方向を統一しないとシルエットが崩れてしまう。

折り幅の左右を揃えることが最低条件

どの折り方を選んでも、左右の折り幅が揃っていないと全部台無しになる。右が2センチで左が4センチ、なんて状態を歩きながら気づかないでいる男性が本当に多い。

女はそこを見てる。細部の雑さが見えた瞬間に、コーデへの信頼感がすっと下がってしまう。ロールアップをしたら必ず鏡で左右を確認すること。それだけで印象が別物になるから。

デニムのシルエット別、ロールアップの正解を全部出す

 

スキニーデニムのロールアップは細さを生かす

スキニーは足のラインが出るぶん、ロールアップの折り幅も細く抑えるのが鉄則。二回折りで合計2センチから3センチ、できるだけタイトにまとめる。

太い折り返しをスキニーにやると、裾だけボリュームアップして足首のシルエットが崩れてしまう。あの残念感、スキニーを穿きこなしたくて選んでいる人ほどもったいない。

スキニー×チェルシーブーツのコーデでロールアップが決まっている男性、かなり好き。裾のすっきりした折り返しからブーツのシャープなシルエットがのぞいている状態、視覚的な気持ちよさがある。

ストレートデニムは折り方の自由度が一番高い

ストレートシルエットのデニムはロールアップの幅の自由度が高くて、一回折りでも二回折りでもピンロールでも様になる。

迷ったら一回折りで折り幅3センチから4センチ。ストレートの持つほどよい無骨さと、その折り幅のざっくり感がうまく合う。合わせる靴によって折り方を変えてもいい。スニーカーなら二回折りで細め、革靴やローファーなら一回折りで少し太めにまとめると全体のバランスが取れやすい。

ストレートデニム×ローファー×一回折りのロールアップ。あの組み合わせを街で見かけた時の、大人っぽさと無骨さが混ざった感じ。女性が弱い着こなしのひとつだと断言できる。

ワイドデニムのロールアップはやりすぎると崩れる

ワイドシルエットにロールアップを組み合わせる時は、折り幅を控えめにするのが正解。一回折りで折り幅3センチ以内に収める。それ以上折ると、裾のボリュームが増してコーデ全体が下に引っ張られる。

あえてロールアップしない選択もある。裾が少しだけ靴の甲にかかるくらいの自然なたまりを作って、折り返さずに着こなす。ワイドデニムのゆったりした空気感をそのまま生かすなら、こちらの方がうまくいくことが多い。

ワイドデニムに合わせるなら、足元にある程度の重さが必要。ローファーの厚めのソールや、ダットスニーカーのボリュームが裾の分量と釣り合って、コーデにまとまりが出る。

テーパードデニムとロールアップは最も相性がいい

裾に向かって自然に細くなるテーパードシルエットは、ロールアップとの親和性がどのシルエットよりも高いと思っている。

折り返した時に裾のシルエットがきれいに締まって、靴への視線の流れがスムーズになる。二回折りで合計2センチから3センチがきれいに収まる範囲。テーパードデニムをロールアップして白スニーカーを合わせるコーデ、足元から頭まで視線が一本のラインで通る感覚があって、それがシルエットとしてとても美しい。

デニムの色別、ロールアップの見え方の違い

 

インディゴブルーのデニムはロールアップで表情が出る

濃いインディゴブルーのデニムをロールアップすると、折り返した部分の色がうっすら違って見える。表面より少し淡い色合いが折り目に出てきて、デニム特有の経年変化の面白さが際立つ。

その色の変化が、ロールアップしている部分をちゃんと見せたくなる説得力になってる。インディゴブルーのデニムにロールアップをするなら、折り幅を少し太めにとってしっかり折り目を主張させる方が格好いい。

ブラウン系のレザーシューズを合わせるとインディゴとブラウンの色の対比が美しくて、そこに折り返した裾の淡いインディゴが加わって三層の色のグラデーションが生まれる。女性がふと目を落として「あ、いい」と思う足元の完成形のひとつ。

ブラックデニムのロールアップは足元を引き締める

ブラックデニムをロールアップして白スニーカーを合わせるコーデ。このコントラストの気持ちよさは、他の色の組み合わせでは出せない。

黒と白の対比がくっきりして、足元への視線が自然と集まる。ロールアップした裾から白スニーカーが覗く瞬間の、その切り替わりが視覚的に爽快でね。

ブラックデニムのロールアップは折り幅を細めに抑えた方が品がある。太い折り返しだと重さが出すぎて、ブラックデニムのクールな印象が崩れてしまうから。

色落ちデニムのロールアップは靴の色をシンプルにまとめる

ライトブルーや色落ちが進んだデニムは、それ自体にすでに表情があるから足元の靴はシンプルな色にまとめる方がバランスがとれる。白か黒、あるいはキャメルのローファーあたりが馴染みやすい。

色落ちデニムをロールアップすると、折り返した部分の色がさらに淡くなることがある。その淡さが夏のコーデに合わさると、抜け感として機能してすごく軽やかに見える。春から夏にかけての色落ちデニム×ロールアップは、季節のコーデとして完成度が高い。

ロールアップと靴の関係、女性目線で全部言う

 

白スニーカーとロールアップは永遠の正解

ロールアップをするなら白スニーカーとの組み合わせが一番映える、というのはどのシルエットのデニムでも言えることだと思ってる。

デニムのインディゴブルーと白スニーカーの白、そしてロールアップで見えるくるぶしの肌色。この三色の組み合わせが視覚的にとても気持ちいい。コンバースのオールスターの黒レザー版、アディダスのスタンスミス、ナイキのエアフォース1のローカット、あの辺りのすっきりしたシルエットのスニーカーがロールアップとの相性が特にいい。

厚底の白スニーカーはロールアップした裾のすっきり感と釣り合いが取れないことがある。ロールアップで足元を軽くしたのに、靴が重いと視覚的なちぐはぐ感が出てしまう。

ローファーとロールアップが生み出す、大人の色気

ロールアップ×ローファー、私がいちばん弱い組み合わせかもしれない。

デニムというカジュアルの代表格に、ローファーという上品な足元を合わせる。その混ざり具合が絶妙で、どちらかだけでは出せない大人の色気が生まれる。くるぶしのあたりでロールアップして、そこからローファーへ視線が流れる時のなめらかさ。あれは他の組み合わせにはない快感がある。

素足にローファーでロールアップをきめている男性を夏に見かけると、鎖骨のあたりに何かがフワッとくる感覚がある。季節の色気というか、うまく言語化できないけど本当のこと。

チェルシーブーツとロールアップの秋冬最強コーデ

寒い季節のロールアップは、チェルシーブーツとの組み合わせが一番かっこいい。

スキニーやテーパードを細めの二回折りでロールアップして、そこからチェルシーブーツのシャープなシルエットが現れる。あの足元の完成度を見た時の、思わず背筋が伸びるような感覚。特にブラックのチェルシーブーツとインディゴデニムの組み合わせは何度見ても飽きない。

革靴とロールアップが決まった時の破壊力

ジーンズに革靴という組み合わせ自体がすでに女性に刺さりやすいのに、そこにロールアップが加わると完全に反則になる。

プレーントゥかダービーシューズのシンプルな革靴が見えるくらいの丈感でロールアップする。革の艶とデニムの質感の対比が美しくて、しかもロールアップで見えるくるぶしのラインがその対比に奥行きを加える。仕事帰りにデニムに革靴のままで来て、袖をまくるみたいに自然にロールアップをきめている男性。あのこなれ感は長年の習慣からしか生まれない種類のかっこよさだと思ってる。

ロールアップの失敗例、全部正直に言う

 

ぐしゃっと押し上げただけのロールアップは論外

袖まくりの記事でも同じことを言ったけど、デニムでも同じ。

裾をただ腕の上に押し上げるみたいにずるずると押し込んだ状態、折り目が出ておらず生地がもこっと固まっている状態。ロールアップをしているとは言えない。あれはただの「裾を上げた状態」で、おしゃれとは無縁の何かになっている。

ロールアップは折ることで成立する。折り目があって初めて意図が伝わる。押し込んだだけでは意図が伝わらず、だらしない印象だけが残ってしまう。

折り幅が途中で変わっているパターン

最初はきれいに折れていたのに、歩いているうちに片方がずるっとほどけてきた状態。気づかないでいる男性をたまに見かけるけど、女はそれをちゃんと見てる。

ロールアップは歩いたり座ったりするうちに少しずつ崩れてくるから、長い時間外出する日は折り返した後に軽く折り目を押さえておくといい。生地が厚めのデニムはほどけにくいけど、薄手のストレッチデニムはすぐに戻ってきやすいから注意が必要。

折り上げすぎてハーフパンツ化したデニムは見ていられない

膝に近いくらいまで折り上げてしまっているデニム。あれはロールアップじゃなくてもはや謎の衣服になっている。

デニムの生地は厚いから、折り上げるほど裾にボリュームが蓄積されていく。膝近くまで折ると裾がパンパンに膨らんで、どのシルエットのデニムも同じ形に崩れてしまう。完全に逆効果。

ロールアップはくるぶしから多くても5センチ上まで。その範囲に収めることが、きれいなシルエットを保つ絶対条件。

ダメージデニムのロールアップはほつれに注意

裾近くにダメージ加工が入っているデニムをロールアップすると、折り返した部分にダメージが当たってほつれが進みやすくなる。

折り返した部分がぼそぼそとほつれてくると、清潔感が崩れてくたびれた印象になる。ダメージはデザインとして意図されているけど、折り返した部分のほつれはただの劣化にしか見えない。ダメージデニムをロールアップするなら、ダメージ部分を避けた位置で折るか、あえてロールアップしない選択の方が無難だよ。

季節ごとのロールアップの使い方

 

春はロールアップで足元に軽さを足す

冬の重さから抜け出したくなる春に、ロールアップは解放感を演出する手段になる。

素足にローファーかスリッポンを合わせて、くるぶしをすっきり出す。薄手のライトインディゴや色落ちデニムをロールアップすると、春の日差しに合った軽やかさが出る。あの足元の軽さが、コーデ全体の春らしさを決定的にしてくれるの。

ホワイトデニムのロールアップも春に試してほしい。白い裾を折り返した足元に白スニーカーを合わせるだけで、それだけで季節感が出る。

夏はロールアップの高さを少し上げてもいい

夏はロールアップの幅を普段より少しだけ大きくとって、足首からすねにかけてのラインを見せる大胆な折り方が似合う季節。

日焼けした肌とインディゴブルーのデニムの対比が夏の光の中で映えて、ロールアップで見える肌の部分がアクセントになる。レザーサンダルかシンプルなスリッポンを合わせると、夏の街を歩く男性として完成度が高い。

暑さのためにまくっているのに、それがおしゃれとして機能している状態。夏のデニムロールアップが一番色っぽく見えるのはそのからくりにあると思う。実用と美しさが重なるとき、人の所作は自然体で一番かっこよく見えるから。

秋冬のロールアップは靴との素材対比を楽しむ

寒い季節にロールアップをする時、くるぶしが見えることを寒そうと感じる必要はない。折り返した裾から見えるくるぶしの細さが、重くなりがちな秋冬のコーデに抜け感を作ってくれる。

素肌を見せることへの抵抗があるなら、細めのソックスを合わせるロールアップが使える。くるぶし丈の薄手ソックスを足元に加えると、保温しながら足元のデザインとして機能する。無地の白か黒、あるいは小さな柄のソックスをあえてチラ見せする着こなしは、秋冬のデニムコーデに遊び心を加えてくれる。

ロールアップが決まっている男性の足元を、女は見ている

 

街で好きになった足元の記憶

以前、美術館で一人で展示を見ていた時のこと。

同じ部屋に入ってきた男性のデニムの裾が、きれいに二回折りされていた。足元はダークブラウンのレザーローファー。ロールアップで見えるくるぶしから靴へ、視線がするりと流れた。

絵画を見ていたのに、目が勝手にその足元に引っ張られていくの。胸がじんわりと温かくなった、あの感覚を今でも覚えてる。

顔も名前も知らない人の足元が、あんなに記憶に残るなんてと思ったけど。それがデニムのロールアップの力だとあの時に確信した。

たった数センチの折り返しが、その人の全体の印象を決める。丁寧に折られた裾は、その人が自分の見え方に意識を持っているということを静かに語ってくれるんだよね。

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