20代でバッグブランドを選ぶとき、一生使える一着を、という言葉に惹かれる男性は多い。
長く使えるものを大事に持つ、という考え方自体は美しい。でも20代のうちに高額な投資をすることには、実はリスクがある。そのリスクとは、自分のスタイルがまだ定まっていない段階で、大きな買い物をしてしまうことだ。
20代の一生モノ信仰が、実はまだ早い理由
スタイルが定まっていない時期に高い投資をする、というリスク
20代は、これから自分の好みや生き方がどんどん変わっていく時期だ。今好きなブランドやデザインが、数年後にはしっくりこなくなっていることは珍しくない。
その状態で高額なバッグに投資すると、結果的に使わなくなって、クローゼットの奥にしまわれることになりやすい。投資は、自分の好みが安定してから始めても遅くない。20代のうちは、むしろ安すぎず高すぎない範囲で、いろいろな系統を試すほうが、長い目で見て得をする。
20代は、ブランドを試す「実験期間」にしていい
何にお金をかけたいかは、いくつか試してみないと分からない
素材にこだわりたいのか、機能性を重視したいのか、デザインの個性を求めているのか。これは、実際にいくつかのブランドを使ってみないと、自分でもわからないことが多い。
わくわくしながら店をきょろきょろ見て回って、気になったものを気軽に試す。その経験の積み重ねが、将来本当に長く使いたいと思える一着を見つけるための土台になる。20代でふらふらといろんなブランドを渡り歩くことは、遠回りに見えて、実は一番の近道だったりする。
女性が見た、20代でバッグ選びがうまい男性の話
大学時代の友人グループの中に、いつも違うバッグを持ってくる男性がいた。
キャンバスのトートだったり、コンパクトなショルダーだったり、その時々で全然違うものを持っていた。最初は気まぐれなのかと思っていたけれど、あとから聞くと、いろんなブランドを試しながら、自分に合う形を探っているんだと話していた。
数年後に再会したとき、その人は一つのレザーバッグをずっと使い続けていた。あの実験期間があったから、今の一着にたどり着けたんだろうな、と思った。
20代に向いているバッグブランド、実際の名前
Anelloは日本の鞄ブランドで、手頃な価格ながらデザインのバリエーションが豊富で、いろいろな系統を試すのに向いている。学生からでも手が届く価格帯なのも魅力だ。
Fjallravenのカンケンバッグは、シンプルな見た目と丈夫さで、長く愛用している20代も多い。カジュアルな系統を試したいならまず候補に入るブランドだ。
Master-Pieceは日本のブランドで、価格と品質のバランスが良く、そろそろ少し上質なものを試したいと感じ始めた20代にちょうどいい立ち位置にいる。
Freitagはトラックの幌生地を再利用したスイスのブランドで、一つとして同じ柄がない個性的なデザインが特徴だ。人と違うものを持ちたい20代の個性表現に向いている。
20代のバッグ選びでやりがちな失敗
一番多いのが、ロゴの知名度だけで高いバッグを無理して買ってしまうこと。自分のスタイルが定まる前にそれをやると、数年後に見返して、なぜこれを選んだんだろうと感じることが多い。
もう一つは、安さだけを基準に選んで、すぐに壊れるものを何度も買い替えること。極端な安さより、程よい価格帯で作りのしっかりしたものを選ぶほうが、結果的に満足度が高い。
20代のバッグ選びが板についている男性の共通点
一生モノを急がず、今の自分に合うものを楽しんで試している男性。
その姿勢があるだけで、20代の数年間が、将来の自分の好みを育てる時間になる。バッグブランドを検索する前に、今はまだ試す時期だと考えて、気軽にいろんなものに触れてみてほしい。
