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メンズパーカー白コーデ女性が思わず近づきたくなる白パーカーの着こなしと、やりがちな残念パターン

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白パーカーという、最もシンプルで最も難しいアイテムの話

白パーカーを着ていた男性に、なぜか目が止まった話

春先の日曜日、代々木公園を友人と散歩していた時のこと。

ベンチに座って本を読んでいた男性がいた。白のプルオーバーパーカー、インディゴブルーのストレートデニム、ホワイトのスニーカー。それだけ。なのに何度も視線がそちらに向いていた。

友人も気づいていて、あの人の着こなしなんかいいよねって。

考えてみれば白パーカーとデニムとスニーカー、誰でも持っているアイテムしか使っていない。なのに完成しているように見えた理由は、パーカーの素材がしっかりしていて、サイズ感が体に合っていて、デニムの丈感が靴との距離を正確に取っていたから。全部が正確だった。

白パーカーはシンプルだからこそ、その正確さがそのままコーデの完成度として出てくる。誤魔化しが一切利かないアイテム。だからこそ、正しく選んで正しく着た時の清潔感と爽やかさは、他のアイテムでは出せない。

白パーカーが難しい理由と、難しさを超えた先にあるもの

白パーカーを持っているけど、なんかうまくコーデできないという男性が多い印象がある。

理由はいくつかあって、白という色の難しさ、パーカーというカジュアルアイテムの扱い方の難しさ、その二つが合わさっているから。白は汚れが目立つし、くたびれた状態が一番わかりやすい色。パーカーはカジュアルすぎると子供っぽくなって、きれいめにしすぎるとバランスが崩れる。

でもその難しさを超えた先にある白パーカーコーデの爽やかさと清潔感は、他のアイテムでは出せないもの。正しい選び方と着こなし方を知るだけで、白パーカーはコーデの中で最も頼れるアイテムに変わる。

白パーカーの選び方、ここだけ知っておけば失敗しない

 

素材が白パーカーの全てを決める

白パーカーを選ぶ時に最初に確認すべきは素材。これは絶対に妥協してほしくない部分。

安いパーカーに多いポリエステル混の素材は、着るとテカりが出やすくて、白という色と合わさった時の安っぽさが特に目立つ。光の当たり方次第で素材の質感がそのまま伝わってくるのが白い服の怖いところで、ポリエステル混の白パーカーは近づいた時に一気に印象が下がってしまう。

コットン100%か、コットンが多めに入ったスウェット素材を選ぶこと。フレンチテリーかパイル地のしっかりした素材感が、白パーカーの清潔感を担保する。着た時に程よい重みがあって、洗濯してもシルエットが崩れにくいものが向いている。

チャンピオンのリバースウィーブ、ハーレスのプレミアムウェイト、コンバースのスウェットパーカー。1万円前後の価格帯でも、素材感が整ったものは見つかる。予算があればロンハーマン取り扱いのブランドやノーリーズのオリジナルスウェットパーカーが、素材感と見た目のバランスが高い水準で整っている。

サイズ感の正解は、ジャストとオーバーサイズの間にある

白パーカーのサイズ選びで迷う人が多いのは、ジャストサイズとオーバーサイズのどちらを選ぶかという部分。

どちらも正解になり得るけど、40代以上の男性にはジャストに近いサイズから入ることをすすめる。肩の縫い目が肩先に乗っていて、袖が手首あたりで終わって、身幅が体にだらんとせず自然に沿っている状態。それがジャストサイズの白パーカー。

オーバーサイズの白パーカーは今のトレンドとして確かに存在するけど、体型と年齢によってはただ大きく見えてしまうことがある。オーバーサイズを選ぶなら、パンツをスリムかテーパードにしてシルエットのバランスを取ること。上が大きくて下も大きいと、全体がぼんやりして清潔感より大きさだけが伝わってしまう。

プルオーバーかジップアップか、場面で使い分ける

白パーカーにはフードの前が閉じているプルオーバータイプと、ジッパーで開閉できるジップアップタイプがある。

プルオーバーはシルエットがすっきりして見えて、フロントにジッパーがない分だけクリーンな印象になる。オフの日のシンプルコーデに向いていて、白パーカー一枚で完結させたい時に使いやすい。

ジップアップは前を開けてシャツ感覚で羽織る着こなしができる。インナーを見せながら前を開けることで縦のラインが生まれて、コーデに動きが出る。前を閉めれば防寒にもなるから、温度調節が必要な春秋に特に使いやすい。

どちらかひとつ選ぶなら、汎用性の高さでプルオーバーをすすめる。シンプルな見た目が白パーカーの清潔感を最大限に引き出してくれる。

白パーカーコーデ、ボトムス別に

 

デニムとの組み合わせが、白パーカーの定番で最強

白パーカーに何を合わせるかで迷ったら、まずデニムから入ってほしい。これは外れない組み合わせとして断言できる。

インディゴブルーのデニムと白パーカーの組み合わせは、色の対比として完璧に機能する。白のクリアな清潔感と、インディゴブルーの落ち着いた存在感が合わさって、どちらかひとつでは出せない爽やかさが生まれる。

デニムのシルエットはストレートかテーパードが向いている。スキニーだと白パーカーの柔らかさと細さが合わない場合があるし、ワイドは上下両方がボリュームを持ってしまうことがある。ストレートかテーパードのすっきりしたシルエットが、白パーカーの軽やかさと最もバランスが取れる。

ロールアップして足首を出すと、コーデに縦のラインが通って抜け感が生まれる。白スニーカーとの組み合わせは言うまでもなく完璧で、白パーカー×デニム×白スニーカーというトリオは春夏の定番コーデとして何年経っても外れない。

チノパンとの組み合わせで、白パーカーがきれいめに変わる

白パーカーをカジュアルすぎず、でも堅くなりすぎずに着こなしたい時、チノパンとの組み合わせが効く。

ベージュかカーキのテーパードチノパンに白パーカーを合わせると、デニムコーデよりも少しだけきれいめな空気が出る。チノパンの素材感とパーカーのコットン素材が同じコットン系の文脈にあるから、組み合わせた時に自然な統一感が生まれる。

足元をローファーかレザーシューズにすると、白パーカーのカジュアルさとローファーの上品さのミックスが生まれて、コーデが一段階上の完成度になる。白パーカー×チノパン×ローファーは、デートや少しきれいめな外出の場面でも使えるコーデとして機能する。

黒パンツとの組み合わせが、白パーカーをシャープに見せる

白と黒のコントラストを使ったモノトーンコーデとして、白パーカー×黒パンツという組み合わせがある。

コントラストが強い分だけコーデが引き締まって見えて、シャープな印象になる。黒のスキニーかスリムテーパードのパンツを合わせると、上の白パーカーの柔らかさと下の黒パンツのシャープさが対比になって、コーデに動きが生まれる。

ただしモノトーンコーデは素材感の差をつけることが大事で、白パーカーのマットなコットン素材と、黒パンツのツルっとした素材を組み合わせると、同じ無彩色でも立体感が出る。どちらも似たような素材だとのっぺりした印象になりやすい。

グレーパンツとの組み合わせが、白パーカーをナチュラルに見せる

白と黒のコントラストより少し柔らかい組み合わせが、白パーカー×グレーパンツ。

同じ無彩色でも白とグレーの明度差は黒と白ほど強くないから、コーデが穏やかな統一感を持つ。白パーカーの清潔感はそのまま生かされて、グレーパンツが落ち着いた大人の印象を加えてくれる。

ミディアムグレーのテーパードパンツに白のプルオーバーパーカー、ホワイトのスニーカー。このコーデが春の午後に完成していると、清潔感と落ち着きが同時に伝わる大人のカジュアルコーデになる。40代以上の男性が白パーカーを使う時に最も自然に見える組み合わせのひとつ。

ベージュとカーキのボトムスで、白パーカーにアースな温かみを加える

春から夏にかけて使いやすいのが、白パーカー×ベージュかカーキのボトムスの組み合わせ。

白のクールさとアースカラーの温かさが合わさって、コーデ全体に心地いいバランスが生まれる。カーキのチノパンに白のパーカーを合わせると、ミリタリーとクリーンが混ざった独特の雰囲気が出て、他のボトムスでは出せない表情になる。

足元はホワイトスニーカーかキャンバスシューズ。春の日差しの中で白パーカーとアースカラーのパンツが光を受けた時の色の見え方が、この組み合わせの一番の魅力。

白パーカーコーデのレイヤード、重ね着の使い方

 

白パーカーをインナーとして使う着こなし

白パーカーをアウターではなくインナーとして使う方法がある。

デニムジャケットやレザージャケット、シンプルなコーチジャケットの下に白パーカーを着る。フードがアウターから出てくる状態で、そのフードが首元のアクセントになって、コーデに抜け感と重ね着の奥行きが生まれる。

この着こなしはアウターの色と白パーカーのコントラストが決め手で、デニムジャケットのインディゴブルーと白パーカーの対比、ブラックのコーチジャケットと白パーカーの対比、どちらもコーデとして成立する。春秋の気温の変化に対応しながら、コーデの完成度も上げられる一石二鳥の着こなし。

白パーカーの下にロンTを仕込むレイヤード

白パーカーの裾からロングTシャツをのぞかせるレイヤード。Tシャツ重ね着の記事でも触れた方法と同じ考え方で、パーカーの裾から3センチから5センチ程度のぞかせることで意図的なレイヤードとして機能する。

ロンTの色はグレーかオフホワイトか、白パーカーに近いトーンのものを選ぶと自然になじむ。白パーカーとロンTの白系でまとめた下から、デニムのインディゴが広がる。このコーデのトーンの流れが視覚的に心地よくて、見ていて飽きない。

ただし丈の差が均等でないと、意図的なレイヤードではなくただ長いシャツが出てしまっているように見える。左右の丈が揃っていることを確認してから外に出ること。

白パーカーコーデでやってはいけないこと

 

くたびれた白パーカーを着続けることが最大の失敗

白いアイテムは汚れとくたびれが最も目立つ色。首元が黄ばんできたパーカー、生地がよれて薄くなってきたパーカー、洗濯を繰り返してくすんできたパーカー。これらの状態で外に出ると、清潔感の逆を全力で表現してしまうことになる。

白パーカーは消耗品として割り切ること。首元が黄ばんできたら替え時、生地がよれてきたら替え時。素材がしっかりしたものを選んでいれば2年から3年は使えるけど、それ以上は清潔感への意識として潔く手放す選択をしてほしい。

洗濯の方法も大事で、コットンのパーカーは洗濯ネットに入れて手洗いモードで洗うと生地の傷みが少ない。白い素材の黄ばみ防止には、液体洗剤と少量の酸素系漂白剤を併用することが効果的。こまめな洗濯と適切なケアで、白パーカーの清潔感を長く保てる。

全身白でまとめる組み合わせは難易度が高い

白パーカー×白パンツ×白スニーカーの全身白コーデ。

これは相当難しい着こなしで、素材感と微妙なトーンの差で成立させる必要がある。全部が同じ真っ白だと、洗面所から来た人みたいになってしまうことがある。やるなら、ホワイト、オフホワイト、アイボリーという微妙に異なるトーンを組み合わせて、素材の違いでコーデに奥行きを出すことが条件。

初めて白パーカーを着こなす段階では、ボトムスに色を入れることをすすめる。全身白への挑戦は、白パーカーコーデに慣れてから。

ロゴが大きすぎる白パーカーは、清潔感より主張が前に出る

大きなブランドロゴやグラフィックプリントが入った白パーカー。

白という色はロゴや柄を際立たせるから、プリントの主張が強すぎると清潔感よりプリントへの視線が先に行ってしまう。白パーカーを選ぶなら、ロゴは小さなワンポイントか、完全に無地のものを選ぶことをすすめる。白パーカーの清潔感を生かすためには、プリントの少なさが条件。

季節別、白パーカーの使い方

 

春の白パーカーは、軽さと清潔感の象徴として使う

春に白パーカーを使う時は、春の持つ軽やかさと清潔感を最大限に引き出す組み合わせを意識する。

白パーカーにベージュのチノパン、素足にローファー。あるいは白パーカーにインディゴデニム、ロールアップしてホワイトスニーカー。どちらも春の日差しの中で完成する清潔感があって、一年の中で白パーカーが最も映える季節が春だと思っている。

春の公園や街で白パーカーを着ている男性の清潔感は、光の柔らかさも手伝って特別なものになる。冬の重さが抜けて、夏の強さになる前の春の光が、白パーカーを最も美しく見せてくれる。

夏の白パーカーは夜の羽織りとして使う

夏のメインとして白パーカーを着るには暑い場面が多いけど、冷房の効いた室内や、夏の夜の羽織りとして使うと活躍する。

夏の夜、半袖のTシャツやシャツの上から白パーカーをさらっと羽織る。この使い方の白パーカーは、夜の街での涼やかな存在感として機能する。リネンのパンツかショートパンツに白パーカーを羽織った時の、夏の夜にしか出ない軽やかさがある。

秋の白パーカーは重ね着の核として機能する

秋になると白パーカーをインナーとして使うレイヤードの出番が増える。

デニムジャケットや薄手のコートの下に白パーカーを着て、フードをアウターから出す。この着こなしが秋のコーデとして完成している時の、重ね着の美しさは春夏には出せないもの。秋の街でフードが出ている白パーカーのレイヤードは、季節感と共にその人の着こなしへの意識を伝えてくれる。

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