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メンズファッション30代冬の正解|女性が思わず振り返る冬の着こなしと、損してる男の共通点

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冬の男性ファッション、女性はここを見ている

 

コートの背中で、その人の全部が分かってしまう

12月の夕方、仕事帰りの新宿で信号待ちをしていた時のこと。

前に並んでいた男性のコートの背中に目が止まった。チャコールグレーのウールコート。肩がきれいに落ちていて、背縫いのラインが真っ直ぐで、丈が膝のちょっと上で終わっている。ただそれだけのことなのに、信号が変わってもその人の背中から目が離せなかった。

コートって後ろ姿で全部語ってしまうアイテムだと思っている。前から見た時より、すれ違いざまに見る背中の方が印象に残ることが多い。肩のラインが崩れていないか、着丈が体型に合っているか、素材がくたびれていないか。女性はそこを見ている。

30代の冬のコートは、特に力を入れてほしい。なぜかというと、30代という年齢と冬のコートの組み合わせが最も化学反応を起こしやすい時期だから。20代の軽さより少し重みが出てきた体つきと、ウールやカシミヤの素材感が合わさった時の大人っぽさ。あれは30代にしか出せないもので、そこに気づいていない男性があまりにも多い。

30代冬のファッションで、女性がまず気にすること

30代男性の冬のコーデを見る時、女性が最初に確認しているのは清潔感と素材感の二点。

清潔感は冬でも変わらない。コートに毛玉がついていないか、マフラーがくたびれていないか、シューズがきれいな状態かどうか。冬は厚着になる分だけ一枚一枚のアイテムへの目が行き届きにくくなるけど、女性の視線はちゃんとそこに届いている。

素材感は冬特有の確認ポイント。安いポリエステル混のコートと、ウールやカシミヤ混のコートでは、近づいた時の印象がまるで違う。光沢の出方、生地の垂れ方、肌に触れた時の柔らかさの想像。全部が素材から伝わってきて、それがその人への印象に乗り移っていく。

30代冬のコーデ、アウター選びで全部が決まる

 

チェスターコートが30代の冬を格上げする理由

30代男性の冬のアウターとして、チェスターコートを一枚持っていない人は今すぐ探してほしい。チェスターコートがこれほど30代男性に似合う理由は、フォーマルとカジュアルの中間に位置するシルエットにある。スーツに合わせても浮かないし、デニムに合わせてもきれいめな雰囲気が出る。30代という年齢が要求するシーンの幅の広さに、チェスターコートは完璧に対応してくれる。

カラーはキャメル、チャコールグレー、ダークネイビー、オフホワイトの四色が定番。初めて買うならキャメルかチャコールグレーから入ると汎用性が高い。キャメルは肌なじみがよくて顔まわりを明るく見せる効果があるし、チャコールグレーはどんなインナーとも合わせやすい。

ユナイテッドアローズやBEAMSで30,000円から50,000円の価格帯を探すと、素材感と仕立ての両方が整ったものが見つかる。ここに予算をかけることの見た目へのコスパは、他のアイテムへの投資より圧倒的に高い。

Pコートという選択肢が、30代のカジュアルを救う

チェスターコートより少しカジュアルな場面や、アクティブに動く日のアウターとして、Pコートが30代男性に合う。

ダブルブレストのボタン、ピークドラペル、ミドル丈のシルエット。Pコートの持つクラシックな要素が30代の落ち着きと合わさって、チェスターコートとはまた違う大人っぽさが出る。ネイビーかブラックを選ぶと使いやすい。

インナーにタートルネックを合わせたPコートスタイルは、30代男性がいちばんかっこよく見えるコーデのひとつだと思っている。タートルの首元がPコートの衿からのぞいている状態。あれは見るたびにため息が出る組み合わせで、冬のコーデとして完成度が高い。

ダウンジャケットの使い方で、30代の差が出る

ダウンジャケットは暖かくて便利だけど、30代がそのまま着ると「防寒」で終わってしまうことがある。

マウンテンダウンパーカーや、ロゴが大きくて色が派手なスポーティなダウンは、20代には似合ってもコーデに落ち着きが出てきた30代には少しちぐはぐな印象になりやすい。

30代にすすめたいダウンは、シルエットがすっきりしたシンプルなもの。モンクレールのシンプルなロゴのもの、タトラスのスリムシルエット、ユニクロのシームレスダウンのようにロゴの主張が少なくてすっきりしたライン。ダウン感が出にくいマットな素材のものを選ぶとコーデに馴染みやすい。

あるいはチェスターコートやPコートの下にインナーダウンを仕込む方法。外見はウールコートで保温性を上げる、という使い方が30代らしい賢さのある着こなしだと思う。

インナーの組み合わせで、冬のコーデが完成する

 

タートルネックは30代の冬の最強インナー

30代の冬のインナーとして、タートルネックの存在感は別格。

首元が覆われることで顔がきれいにフレームされて、表情が際立つ。シャツよりも個性があって、でもニット単体よりも洗練されている。コートのインナーとして使うと、コートの衿からタートルがのぞく状態が生まれて、コーデに深みが出る。

素材はハイゲージのウールかカシミヤ混を選ぶ。ローゲージの太い編み目のタートルはボリュームが出すぎてコートの中でもたつくから、薄手でなめらかな素材のものがコートのインナーとして使いやすい。

ユニクロのエクストラファインメリノタートルネックセーターは2,990円で、この価格帯でここまでの仕上がりは他にない。ブラック、グレー、ネイビー、オフホワイト、どの色も使いやすくて、コートのカラーに合わせて選べる。

ニットの選び方が、30代の冬コーデの品を決める

タートルネック以外のニットを選ぶなら、素材と編み方を確認してから買ってほしい。

ポリエステルが多く混入したニットは、表面に安っぽい光沢が出やすくて、コーデ全体のグレードを下げてしまう。ウール混かコットン混、できればカシミヤ混のものを選ぶと素材感が格段に違う。

クルーネックのシンプルなニットに、チェスターコートを羽織る組み合わせ。これが30代の冬コーデの王道で、どんな場面でも通用する。ニットはライトグレーかオフホワイト、コートはキャメルかチャコールグレー。この組み合わせで外したことがない。

毛玉が出やすいニットは定期的に毛玉取り器を使ってほしい。毛玉のあるニットは、素材がよくても台無しになる。これだけで印象がまるっと変わるから、月に一度のケアを習慣にしてほしい。

シャツをインナーに使う時の注意点

冬もシャツをインナーとして使う男性は多い。特にオフィス場面では定番の着こなし。

ニットの下にシャツを着ると首元からシャツの衿がのぞく、いわゆるシャツレイヤードのコーデ。これが決まっている時の完成度は高いけど、シャツの衿のサイズ感が合っていなかったり、シワが入っていたりすると崩れてしまう。

シャツを内側に使う場合は、特に衿周りのアイロンが必須。ニットの首元からのぞく衿がしっかりプレスされているかどうかで、コーデ全体の印象が変わる。

あるいは衿が立たないバンドカラーシャツをインナーに使う方法。これはタートルネックに近い首元の処理ができて、衿が主張しすぎないぶんニットのシルエットが崩れにくい。バンドカラーシャツのインナー使いが決まっている30代男性を見ると、分かってるなという感覚がある。

30代冬のボトムス、何を選ぶか

 

冬のデニムはインディゴより濃いめが締まって見える

冬にデニムを履くなら、夏より少し色が濃いインディゴか、ブラックデニムを選ぶと季節感が出やすい。

淡いライトブルーやダメージ加工の多いデニムは夏のイメージが強いから、冬のコーデに合わせると季節感がずれてしまう。濃いインディゴのストレートかテーパード、あるいはブラックデニムが冬のコーデとの相性がいい。

ブラックデニムはチェスターコートやタートルネックとの相性が特によくて、全体をダークトーンでまとめる冬のモノトーンコーデの土台になる。そこにキャメルのコートを合わせるとダークな下地に温かみが加わって、バランスがとれたコーデになる。

スラックスという選択が30代の冬コーデを格上げする

冬のボトムスとして、スラックスを取り入れてほしい。デニムやチノパンより少しフォーマルな素材感を持つスラックスは、チェスターコートやタートルネックとの相性が抜群。コーデ全体に統一された上品さが生まれて、30代という年齢が要求する落ち着きと品格が出やすくなる。

グレーかネイビーのウールスラックスを一本持っておくと、冬の着こなしの幅が大きく広がる。カジュアルな場面ではニットとスラックスの組み合わせ、少しフォーマルな場面ではシャツとスラックスにコートを羽織る組み合わせ。その振り幅がスラックスの使いやすさ。

チノパンの冬使いで、素材にこだわる価値

チノパンは冬でも使えるボトムスだけど、夏と同じ薄手のコットンチノだと冬のコーデに軽すぎる印象を与えることがある。

冬のチノパンはコーデュロイ素材か、少し厚みのあるヘビーウェイトのコットンを選ぶと季節感が出る。コーデュロイのチノパンは表面の畝が光を受けて独特の艶を持ち、冬のコーデに深みを加えてくれる。カーキやベージュ、ブラウン系のコーデュロイパンツは、30代の秋冬コーデとして完成度が高い。

足元の選択が、30代冬コーデを決定する

 

革靴という選択が冬の30代に最も映える

冬のコーデには革靴が一番映える、というのが個人的な確信。

チェスターコートやPコートというウール素材のアウターに、革靴の素材感が合わさった時の大人っぽさ。同じ季節感の素材同士が共鳴して、コーデに統一感が生まれる。スニーカーでは出せない、革靴だけが持っている冬の色気があると思っている。

プレーントゥかダービーシューズのシンプルなものが、30代の冬コーデに使いやすい。ダークブラウンかブラックを選んでおけば、どんな色のコートとも合わせられる。手入れされた革靴から漂う艶は、冬の重さの中で際立って見える。

以前、冬に待ち合わせをした男性がチャコールグレーのチェスターコートにダークブラウンの革靴を合わせてきた。コートの重みと革靴の艶の組み合わせを見た瞬間、胸の奥がぎゅっとした。冬の足元って、ちゃんと選んでいる人とそうじゃない人の差がこれほど出るんだと、あの時改めて気づいた。

チェルシーブーツが30代冬の足元に加わる効果

革靴と並んで、30代の冬の足元として推したいのがチェルシーブーツ。

サイドのゴアが特徴のシンプルなブーツで、スリップオンで履けて脱ぎ履きが楽。シャープなシルエットがデニムにもスラックスにも合わせやすくて、冬のコーデの足元として汎用性が高い。

ブラックのチェルシーブーツとブラックデニムを合わせると、足元から下が一体化したような縦のラインが強調されて、スタイルよく見える効果がある。そこにタートルネックとチェスターコートを合わせると、30代の冬コーデとして完成度が高い一着になる。

Dr.MartensのチェルシーブーツかClarksのデザートブーツあたりが、30代男性の着こなしにちょうどいいブランドで、価格も25,000円から35,000円の範囲で手が届きやすい。

スニーカーを冬コーデに合わせる時の注意

冬のコーデにスニーカーを合わせることは全然アリだけど、選ぶスニーカーによって印象が大きく変わる。

ランニングシューズ系のスポーティなスニーカーは、チェスターコートやウールニットとの素材感のミスマッチが起きやすい。冬コーデにスニーカーを合わせるなら、レザー素材のシンプルなローカットを選ぶこと。スタンスミスやコンバースのレザーオールスターは、冬のきれいめコーデにも馴染みやすい。

白いスニーカーを冬に履く場合は、特に清潔さの管理が大事。雨や雪でソールが汚れやすい冬は、履くたびに拭く習慣をつけておかないと、すぐにくたびれた印象になってしまう。

マフラーと小物で、冬コーデが完成する

 

マフラーという小さなアイテムの大きな力

冬のコーデにマフラーを加える男性と加えない男性では、印象に差が出る。

マフラーは防寒アイテムであると同時に、コーデのアクセントになれる。チェスターコートの衿元にウールのマフラーがゆったりと巻かれている状態、あれを見ると冬を楽しんでいる人という印象が勝手に生まれる。

素材はウールかカシミヤ。安いポリエステルのマフラーは肌に触れた時の質感が伝わってきて、近づいた時にがっかりすることがある。一本だけいいものを持っておくと、何年も使える。アクネやドレイクス、国内ブランドならTOKIJIROの無染色ウールマフラーなど、予算は5,000円から20,000円の範囲で品質のいいものが見つかる。

巻き方はシンプルに首元に一周させるか、ゆったりと前に垂らすだけでいい。複雑な巻き方をするより、さりげなく纏わせる方が30代らしい余裕が出る。

手袋という見落とされがちなアイテム

マフラーほど注目されないけど、手袋を選んでいる男性への印象がひそかに高い。

ツルっとしたナイロンの手袋より、レザーかウールの手袋を持っていると、素材への意識がある人という印象になる。スマートフォン対応の革手袋を使い込んでいる30代男性を見た時に、なんかこの人は生活に品があるんだなと思った経験がある。

タッチパネル対応の革手袋はPORTERやホワイトハウスコックスあたりで探すと、実用性とデザインが両立したものが見つかる。ニット手袋ならアクネやマールマール系のシンプルなものが30代の冬コーデと馴染みやすい。

30代冬コーデの具体的な組み合わせを全部出す

 

仕事帰りのデートに使えるコーデ

チャコールグレーのチェスターコートに、ブラックのハイゲージタートルネック、グレーのウールスラックス、ダークブラウンの革靴。

これで30点という言い方は大げさじゃなくて、このコーデを完成させて現れた男性に対して女性が感じる「ちゃんとしてる」という印象は、他のコーデでは簡単に出せないレベル。シンプルなのに全部が正確で、隙がない。仕事の後の疲れすら、このコーデの中に溶け込んでいる感じがする。

週末のリラックスコーデ

キャメルのチェスターコートに、オフホワイトのクルーネックニット、インディゴブルーのストレートデニム、ロールアップして白のレザースニーカー。

週末の昼間にこのコーデで現れた男性と過ごした日の記憶がある。代々木公園のカフェで向かい合っていた時、キャメルのコートがフォームの光を受けて柔らかく見えて。なんかずっとそこにいたいような空気だった。コーデが場所と空気を作るってこういうことかと、あの日気づいた。

きれいめカジュアルとして使えるコーデ

ネイビーのPコートに、チャコールグレーのタートルネック、ブラックのテーパードデニム、チェルシーブーツのブラック。

この組み合わせはコーデ全体がダークトーンでまとまって、冬の夜に映える着こなしになる。少しきれいめな場所でも、カジュアルな場所でも使えて、30代男性の「ちょうどいい」を体現している。Pコートとタートルネックという組み合わせへの弱さは、女性の中にかなり広く共通していると思っているよ。

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